日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和52年(1977) - 【竜門社】第172回会員総会を飛鳥山にて開催。 渋沢関係略年譜
2月 周期的に変化する外場とそれに同期する回折X線強度検出装置を開発、電場による結晶構造の変化を初めて観測 *技研・NHK(技術研究所)
2月 ソニー、東芝、三洋、べータフォーマット方式(2時間)を共同発表 国内・国外
3月9日 NETとソ連オリンピック組織委、日本国内での独占的なテレビ・ラジオ放送権について取りきめた契約書に正式調印 国内・国外
3月23日 自照形テレビ内視鏡を開発、わが国初の人体膝内部のカラー撮像に成功(東京逓信病院) *技研・NHK(技術研究所)
3月 小型イメージインテンシファイア(II、アメリカVARO社製8857)と光学ファイバーフェースプレート付2/3インチサチコンを組合せた高感度カラーカメラ開発 *技研・NHK(技術研究所)
3月 2/3インチサチコンの残像を2/3以下に改善 *技研・NHK(技術研究所)
4月1日 日本教育テレビ(NET)、全国朝日放送(略称テレビ朝日)と社名変更 国内・国外
4月6日 電電公社武蔵野電気通信研究所、世界に先駆けて高密度・高集積化記憶装置「64Kビット大容量メモリー」の開発に成功と発表 国内・国外
4月21日 写真では写せなかった暗く微動するオーロラを超高感度カメラ(3SIT、AK-936)で紹介する「NHK特集―オーロラ」放送 技研・NHK
4月 同期検波方式のゴーストアナライザーを試作実験で好結果、今後ゴースト対策に活用 *技研・NHK(技術研究所)
4月 時間的に一定区間に分け各区間毎にレベルを制御する音声レベル制御方式(区間定制御法)を開発 *技研・NHK(技術研究所)
4月 (米)FCC、ゴーストなどの難視聴改善でテレビ放送に円偏波アンテナを使用することを許可 国内・国外
5月23日 文字放送パケット方式を電波審議会4-1-1WGへ提案 *技研・NHK(技術研究所)
5月 テレビ信号用高速・高精度ADコンバーター(10bit、18MHz)を試作 *技研・NHK(技術研究所)
5月 電電公社、光ファイバー伝送により延長64kmの中継実験(32メガビット/秒)に成功 国内・国外
6月3日 PCM録画実験(磁気シートによる1フィールド)公開 *技研・NHK(技術研究所)
6月3日 光ファイバーによる高品位テレビ伝送実験公開 *技研・NHK(技術研究所)
6月27日 郵政省、高層建築物等によるテレビ放送の受信障害解消を図るため、新たにSHF帯(12GHz帯、第63ch~第80ch)の周波数割り当てを行うこととし、「テレビ放送用周波数の割当計画基本方針」の一部修正、「受信障害対策用SHFテレビ放送局の免許方針」の策定ならびに関係省令「無線設備規則」「放送局の開設の根本的基準」の一部改正 国内・国外
6月30日 郵政省、宇宙開発委員会(委員長 宇野宗佑科学技術庁長官)に対し、実用放送衛星の50年代後半打ち上げなど字宙開発計画改定に関する要望を提出 国内・国外
6月 わが国初の実験用中型放送衛星(BS)の地上実験施設として、可搬型送受信装置(A型、B型の2種)、受信専門装置、簡易受信装置の4種類を完成 *技研・NHK(技術研究所)
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