日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和51年(1976) - 【竜門社】熊本支部開設。 渋沢関係略年譜
8月 ガス放電形カラーパネルディスプレイの画面を分割し、発光時間率を増加させる方法で画面の明るさを大幅に向上させることに成功 *技研・NHK(技術研究所)
9月21日 12代会長坂本朝一就任 技研・NHK
9月 SHF波の偏波面と都市内伝搬特性調査(SHF地上放送で周波数有効利用には交叉偏波面同一周波数局では混信妨害の少ない直線偏波が円偏波より有利) *技研・NHK(技術研究所)
9月 高速道路騒音に対する住民反応を分析、騒音の影響(うるささ、放送受聴妨害、会話・電話妨害など)を尺度化 *技研・NHK(技術研究所)
9月 日本ビクター、VHS方式ホームビデオ(2時間)発表 国内・国外
10月14日 郵政省、衛星放送用テレビチャンネルに関し、日本は8チャンネル必要との要求書を国際周波数登録委員会(IFRB)へ提出したと公表 国内・国外
10月 文字放送の表示方式を全面表示とし伝送方式をページ分割方式に改良 *技研・NHK(技術研究所)
11月19日 生活映像情報システム開発協会、光通信を利用した映像伝送の世界最大級の実験装置完成し一般に公開(~11.30東京) 国内・国外
11月22日 電波技術審議会(会長長谷慎一)、難視対策用SHF放送の技術基準を郵政相に答申 国内・国外
12月5日 衆議院選挙開票速報番組に予測結果や当選・当確状況をグラフ化して表示する「電子グラフ」、新しい電子速報機「新漢字表示装置(SKD)」などを使用 *技研・NHK(技術研究所)
12月21日 郵政省の多重放送調査研究会議(会長伊藤正己)、2年半にわたる審議結果をまとめた報告書を郵政相に提出、「現段階での全面実施は時期尚早だが、問題点の少ないものから実験的に実施し、順次実用化に移行」など提言 国内・国外
12月22日 沖縄本島-宮古島間のカラーテレビ用回線(電電公社、海底同軸ケーブル)が開通、宮古・八重山地域の放送が全国他地域と同一となる 国内・国外
12月 カラーテレビにおける「好みの白」を測定(周囲照明条件などで異るがNTSC方式の基準白色より相当青みがかっている) *技研・NHK(技術研究所)
12月 高精細度30形ワイドカラー受像管開発 *技研・NHK(技術研究所)
12月 3回転軸回転台と振幅、位相特性の測定できる電測器からなるアンテナ特性測定装置を屋上に設置 *技研・NHK(技術研究所)
- (この年)(ソ)放送衛星「スタッショナー」打ち上げ 国内・国外
昭和52年(1977) - 【竜門社】第172回会員総会を飛鳥山にて開催。 渋沢関係略年譜
1月10日 (国際)12GHz帯を用いる放送衛星業務の計画に関する世界無線通信主管庁会議(~2.15、ジュネーブ、WARC-BS)、放送衛星の周波数割り当てをきめる 日本に要求どおり8波を配分などの割当て計画採択、発効は1979.1.1から *国内・国外(技術研究所)
1月 12GHz帯放送衛星用高能率の発散電界形コレクター進行波管を開発 *技研・NHK(技術研究所)
2月3日 NTV、テレビ音声多重放送の実用化試験局の免許申請を郵政省に提出(免許申請第1号) 国内・国外
2月23日 宇宙開発事業団、わが国初の静止衛星・技術試験衛星「きく2号」を鹿児島県種子島の宇宙センターから打ち上げ5.9ミリ波準ミリ波による宇宙通信実験開蛤 国内・国外
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