日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和52年(1977) - 【竜門社】第172回会員総会を飛鳥山にて開催。 渋沢関係略年譜
6月 日本電気、3kWVHFテレビ全固体化放送機を開発・製品化 国内・国外
6月 (英)IBA、テレビ国際シンポジウム(モントルー)でヘリカルVTRを使ってPCM録画公開 国内・国外
7月14日 わが国の静止気象衛星(GMS)ひまわり、NASAの協力でケープカナベラルから打ち上げ、衛星本体は約350kg、7.18宇宙開発事業団により東経140度の赤道上空に静止 国内・国外
7月18日 研究開発委員会解散 技研・NHK
7月 希土類蛍光体の紫外線励起過程を明らかにし、励起波長の予測を可能にする *技研・NHK(技術研究所)
7月 WARC-BSで定められた技術基準に適合する衛星放送用受信機の第1次試作 *技研・NHK(技術研究所)
7月 マイクロコンピューターとフロッピーディスクを用いた多目的の小型漢字発生装置(略称CCG)を開発 技研・NHK
7月 宇宙開発委員会の長期ビジョン特別部会(部会長 斉藤成文)、「わが国の宇宙開発に関する長期ビジョン」の報告書をまとめ、同委員会に提出(地域放送の可能な放送衛星を1990年代の半ばに打ち上げるよう提案ほか) 国内・国外
8月6日 PCM(パルス符号変調)録音・再生機をFM(s)『リクエストアワー』(東京ローカル)の中で初使用 技研・NHK
8月20日 FM東京、PCM(パルス符号変調)録音テープによる民放初の特別番組『PCM・ダイレクト・サウンド』放送 国内・国外
8月23日 マイクロコンピューターを用いたコンパクトな図形発生装置「モザイク・キーヤー」を開発、GTV「NHKロックフェスティバル」で初使用 技研・NHK
8月31日 三菱電機、ティアック、東京電化の3社、レーザー光線を使用したPCM方式超ハイファイ・オーディオディスクの開発に成功と発表 国内・国外
8月 平面陽光柱形パネルを用いた10形カラー受像装置を開発(これまでのガス放電形表示パネルとしては最高の画質) *技研・NHK(技術研究所)
9月1日 アサカ超小型VTRシステム運用開始、VTR本体は小型軽量(20kg)でスーツケース形(4ヘッド方式) 技研・NHK
9月30日 (バングラデシュ)日本赤軍による日航機乗っ取り事件(29日)に関連し、バングラデシュ国営テレビから日本へ初の衛星中継(白黒) 国内・国外
9月 磁性体のスピン再配列の動的過程を周囲電磁場の影響をうけない光学的測定法を開発 *技研・NHK(技術研究所)
10月3日 教育テレビ、再放送の『通信高校講座・数学IIA』の一部を除いて、全番組カラー化 技研・NHK
10月7日 松下電器、鋭い指向性をもつテレビ電波障害対策アンテナ、VHF用3素子スタックアンテナを発売すると発表 国内・国外
10月20日 撮像管サチコンについてRCA社に対し特許実施許諾および技術協力(~昭62.10.19) *技研・NHK(技術研究所)
10月 静止画放送に新形式学習番組用として番組の収録、再生、送出の実験装置を開発 *技研・NHK(技術研究所)
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