日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和3年(1928) - 【渋沢栄一】日本女子高等商業学校建設後援会発起人。日本航空輸送株式会社創立・創立委員長。〔88歳〕【竜門社】青淵先生米寿祝賀会を開催し、斯文会編訳『国訳論語』等を記念品として青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
7月6日 広島局放送開始(10kW原放送所) 技研・NHK
7月 (英)J.L.Baird、世界最初のカラーテレビ実験に成功(3重スパイラル状のニポー円板、フィールド順次方式、走査線約30本) 国内・国外
8月14日 映画座談会で初めてスタジオ・マイクロホン2個を同時に使用(ミクシング技術の初め、東京) 技研・NHK
8月16日 甲子園の全国中等学校優勝野球大会実況を東京へ短波無線中継(遠距離無線中継の初め、35m 100W東京)(~22日) 技研・NHK
8月31日 (独)ベルリン第5回大ドイツ放送展(~9.9)で初のテレビ試験送信を公開(走査線30本、画素1万点で有線送信) 国内・国外
9月16日 福岡演奏所開設、福岡-熊本間中継線開通 技研・NHK
9月24日 安藤博、多極真空管(4極管)接続装置の特許取得(大正8.1.13出願) 国内・国外
9月30日 聴取契約数50万突破 技研・NHK
9月 早稲田大学山本忠興・川原田政太郎、テレビ実験開始 国内・国外
10月6日 日仏対抗陸上競技実況を東京・神宮外苑競技場から中継(陸上競技実況中継の初め)(~7日) 技研・NHK
11月5日 全国中継放送開始(仙台-東京-名古屋-大阪-広島-熊本間全国中継網完成、仙台-札幌間は無線中継)『時報』『気象通報』の全国向け放送開始 技研・NHK
11月28日 浜松高工高柳健次郎、電機学校でブラウン管受信方式によるテレビジョンの公開実験を実施(送信機は機械的走査方式)これに先だち7.3特許(陰極線波形管用鋸歯状波形電圧を得る装置)を取得(昭2.10.14出願) 国内・国外
12月21日 関東支部技術部長北村政次郎、海外放送事業視察のため横浜港を出航 技研・NHK
- (この年)演奏所-放送所間および演奏所一電話局間専用ケーブル敷設 技研・NHK
- (この年)マルコーニ製ライツマイクおよびフェージングユニットを使用(東京・大阪・熊本の10kW放送機の付属品として入荷) 技研・NHK
- (この年)(米)Armstrong、FM方式を発明(日本特許出願3.6.11、特許8.3.1) 国内・国外
- (この年)東京電気、酸化物塗布フィラメント受信管UX112A(8月)、同交流用受信管UX226(12月)発売 国内・国外
- (独)A.F.Pfleumer磁性粉塗布形記録テープを発明 国内・国外
昭和4年(1929) - 【渋沢栄一】アメリカン・ソサエティ・オブ・メカニカル・エンジニア名誉会員。中央盲人福祉協会創立・会長。〔89歳〕 渋沢関係略年譜
2月5日 第1回認定受信機器発表 技研・NHK
3月7日 技術研究所敷地購入登記(東京府北多摩郡砧村鎌田字東山野、1,704坪、24,708円) *技研・NHK(技術研究所)
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