日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和4年(1929) - 【渋沢栄一】アメリカン・ソサエティ・オブ・メカニカル・エンジニア名誉会員。中央盲人福祉協会創立・会長。〔89歳〕 渋沢関係略年譜
3月8日 (独)郵便省、テレビの定期実験放送開始(映像のみ、べルリン3.8~12.20) 国内・国外
3月 日本電気、ニポー円板を用いた機械式暗視テレビジョンの製作に成功(走査線50本、毎秒像数16) 国内・国外
4月1日 東京中央局、「放送開始5周年記念ラヂオ展覧会」に試作テレビ装置(ニポー円板使用)を出品(~4.30、東京市電気研究所) 技研・NHK
4月15日 日欧間の無線電信開始(日本無線電信〈株〉) 国内・国外
6月2日 『本土・九州8スタヂオ連絡の夕』を放送(仙台・東京・名古屋・京都・大阪・広島・福岡・熊本、全国リレー放送の初め) 技研・NHK
6月15日 東京中央局、2重放送の試験実施(新郷・愛宕山、約1か月間) 技研・NHK
6月27日 (米)ベル電話研究所E.H.Ives、三つの独立なチャンネルを用いたカラーテレビの実験を公開(50本、毎秒17.7枚) 国内・国外
7月15日 東京電気、わが国最初の4極真空管UX222を発売(翌昭和5年、傍熱形酸化物陰極のUY224発売) 国内・国外
8月2日 仙台局、丸毛登・星佶兵衛、ライツマイクロホンの試作に成功特許出願、昭6.1からMH形ライツマイクロホンとして技研で製作開始(昭5.7.21特許取得) 技研・NHK
8月16日 (独)短波放送所ケーニヒス・ウスターハウゼン運営開始(出力5kW) 国内・国外
8月19日 ドイツ飛行船「ツェッペリン伯号」の霞ケ浦海軍飛行場着陸実況を全国中継、バンドン(ジャワ)経由でドイツ向け短波送信(ドイツでは聴取不能) 技研・NHK
9月18日 (国際)第1回国際無線通信諮問委員会(CCIR)総会開催(~10.2、ハーグ) 国内・国外
9月21日 全国各地で電界強度測定(~5.8.5、STC社製測定器) 技研・NHK
9月27日 第2期全国放送網建設計画決定(昭5.3逓相認可) 技研・NHK
9月30日 (英)J.L.Baird、BBCと協力して、2LO局(ロンドン)でテレビ実験を開始(走査線30本) 国内・国外
10月14日 陸軍・海軍・逓信3省による電波統制協議会を設置、放送局の送信電力・周波数・放送時間・機械装置場所などは3省で協議決定、12月3省電波統制協定を決定 国内・国外
10月15日 技研研究所建物工事に着工(コンクリート建、建坪183坪、付属舎32坪、設計内藤多仲、建築小川組 64,500円) *技研・NHK(技術研究所)
10月 東京電気、傍熱形酸化物陰極管UY227(交流用3極検波管)発売 国内・国外
11月18日 (米)V.K.Zworykin、キネスコープを公開実験 国内・国外
12月25日 (米・独)米独間の短波による初の番組交換(米・ピッツバーグ-独・ケーニヒス・ウスターハウゼン) 国内・国外
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