北海道瓦斯(株)『北海道瓦斯55年史』(1966.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正7年(1918) - 【渋沢栄一】渋沢栄一著『徳川慶喜公伝』(竜門社)刊行。〔78歳〕 渋沢関係略年譜
7月 札幌および函館工場で硫酸アンモニアの生産を一時中止した。
8月12日 札幌区に馬車鉄道にかわり電車が運行した。
8月 札幌・小樽両区で開道50年記念博覧会が開催された。
11月11日 第1次世界大戦が終わった。
12月24日 帝国瓦斯協会・緊急理事会でガス事業法の制定を内務・農商務両大臣に陳情することを決議した。
大正8年(1919) - 【渋沢栄一】アメリカ合衆国政府より日米船鉄交換争議の仲裁人を委嘱される。財団法人協調会創立・副会長。〔79歳〕 渋沢関係略年譜
1月25日 鈴木寅彦が専務を退任しかわって平松末吉が専務取締役に就任した。
4月10日 函館工場に前年より着工していたソルベー式室炉2基(32室ガス製造能力7,200m3/d)が完工しガスの製造をはじめた。
4月11日 道路法が公布になった。(施行は大正9年4月1日)
6月25日 塩谷製造所に建設中であったソルベー式室炉3基(48室ガス製造能力10,800m3/d)が完工しガスの製造をはじめた。
8月31日 平松末吉が専務取締役を退任し常務取締役に室橋五郎が就任した。
9月30日 ガス料金の変更(値上げ)許可申請を北海道庁長官に対して行なった。
9月 函館工場で硫酸アンモニアの製造を再開した。
9月 全道各地に水害続出し大きな被害が出た。
10月20日 本店を東京市より札幌区北4条東4丁目御料地第11号地に移転し同時に札幌支店を廃止東京市麹町区有楽町1丁目1番地に東京出張所を設置した。
10月 札幌工場でソルベー式室炉の建設に着手した。(完工は大正12年)
11月18日 全国ガス事業者大会が開催されガス料金の「値上げ宣言」が行なわれた。
大正9年(1920) - 【渋沢栄一】社団法人国際聯盟協会創立・会長。日華実業協会創立、会長。子爵を授けられる。〔80歳〕【竜門社】青淵先生八十寿及び子爵へ陞爵の祝賀会を開催し、記念として青淵文庫を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
1月11日 塩谷製造所・機械室より火災が発生し機械室を全焼するなど約38,500円にのぼる被害を出した。なおこの火災によりガス供給不能となったため小樽全区のガス供給を停止した。
1月16日 国際連盟が結成された。
1月21日 前年に北海道庁長官に対して出願していたガス料金の変更が認可されたので2月分料金より実施した。ただし小樽区のみ実施は3月となった。
2月7日 塩谷製造所の復旧工事を昼夜兼行で急いでいたがほぼ完了したので小樽区へのガス供給を再開した。
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