東宝(株)『帝劇の五十年』(1966.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正3年(1914) - 【渋沢栄一】東北九州災害救済会創立、副総裁。合資会社国際通信社設立、相談役。日中経済界の提携のため中国訪問。財団法人国産奨励会設立準備委員総代、顧問。〔74歳〕 渋沢関係略年譜
10月26日 演目: 剃刀(中村吉蔵作)、クレオパトラ(シエークスピア作 島村抱月訳・監督) ; 出演者: 芸術座=松井須磨子他 ; 期間: 10月31日まで 主要興行年譜
10月 三越本店新装開場。 欄外
11月1日 演目: 仮名手本忠臣蔵(通し)、二人椀久(右田寅彦作) ; 出演者: 専属男優に小団次、米蔵ら加入 ; 期間: 11月25日まで 主要興行年譜
11月21日 演目: 慈善素人演劇会 忠臣蔵(三、四、五、七段目) ; 出演者: 文士、新聞記者 主要興行年譜
11月26日 演目: 名立崩れ(岡本綺堂作)、生きた死骸(トルストイ作 小林愛雄訳)、秀吉と淀君(ベアリング作 松居松葉翻案)、夢遊病(ロマニ作 小林愛雄訳) ; 出演者: 洋劇部員 無名会合同出演、東儀鉄笛、河村菊枝、清水金太郎、松山芳野里、原せい子、原信子ら ; 期間: 11月30日まで 主要興行年譜
11月 歌舞伎座、松竹の興行となる。これより歌右衛門、仁左衛門、羽左衛門らの大名題幹部俳優、事実上松竹傘下に入る。 欄外
12月1日 演目: ドンナ(コッペェ作 中内蝶二改作)、八犬伝墨田の高楼(馬加邸広間の場他)、本朝廿四孝(御殿、奥庭の場)、天邪鬼(井手蕉雨作) ; 出演者: 幸四郎、伊井蓉峰、川上貞奴 ; 期間: 12月25日まで 主要興行年譜
12月6日 演目: 音楽会(山田耕作初の管弦楽作品発表会);出演者:東京フィルハーモニー会 主要興行年譜
12月26日 演目: 活動写真「ラ・ミゼラブル」;出演者:日活提供 ; 期間: 12月28日まで 主要興行年譜
12月29日 演目: アイデアルハスバンド・チトラ ; 出演者: 東京アマチュア・ドラマチック倶楽部 ; 期間: 12月31日まで 主要興行年譜
12月 東京駅竣工。 欄外
大正4年(1915) - 【渋沢栄一】帝国蚕糸株式会社相談役。渋沢同族株式会社設立、社長は敬三。パナマ・太平洋万国博覧会視察のため渡米。ウイルソン大統領と会見。〔75歳〕【渋沢敬三】渋沢同族株式会社設立、同社長就任。 渋沢関係略年譜
1月1日 演目: 蝶千鳥恵方入船(右田寅彦作)、家光の初恋(須藤南翠作 右田寅彦脚色)、山姥(右田寅彦作)、どんつく(向島百花園の場) ; 出演者: 専属男優 ; 期間: 1月25日まで 主要興行年譜
1月2日 演目: 活動写真「ラ・ミゼラブル」 ; 期間: 1月10日まで 主要興行年譜
1月15日 演目: 活動写真「ジャンダルク」 ; 期間: 1月17日まで 主要興行年譜
1月22日 演目: 胡蝶駭嵯峨夜嵐、女同志(ギブソン作 二宮行雄抄訳)、鳥目上使(河竹黙阿弥作)、良人(佐藤紅緑作)、吾妻八景、新鹿の子 ; 出演者: 女優第三期生 ; 期間: 1月24日まで 主要興行年譜
1月26日 演目: 活動写真「臨時お雇」「ジャンダルク」 ; 期間: 1月31日まで 主要興行年譜
1月 帝劇洋劇部、有楽座で、無名会と「天国と地獄」を上演。 欄外
1月 日本、中華民国に二十一カ条の要求を提出。 欄外
2月1日 演目: いろは双紙(右田寅彦作)、婦人同志会(八幡大名作)、灯台守(佐藤紅緑作)、夢幻的バレー(ローシー作・指導) ; 出演者: 専属女優を梅幸、松助補導、高木徳子加入 ; 期間: 2月25日まで 主要興行年譜
2月26日 演目: 活動写真「奈翁再度の旗揚」他喜劇 ; 期間: 2月28日まで 主要興行年譜
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