婦女新聞社『婦人界三十五年』(1935.05)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和6年(1931) - 【渋沢栄一】癩予防協会会頭・理事。11月11日永眠。〔91歳〕【渋沢敬三】東京貯蓄銀行会長に就任。 渋沢関係略年譜
1月 △石本静枝、馬島僴氏等日本産児調節聯盟を結成
2月3日 △三日西本願寺に於て全国仏教婦人会主催「婦人公民権獲得大講演会」開かる
2月8日 △無産婦人同盟及社会民衆婦人同盟は「徹底婦選獲得共同闘争委員会」組織、八日芝協調会館に大会を開く
2月8日 △無産婦人同盟大阪支部、八日関西無産婦人大会開催、徹底婦選要求
2月10日 △婦人公民権政府案十日下院上程。年齢二十五歳、妻にして名誉職に当選したる者が之に応ぜんとする時は夫の許可を要すること、公民権の範囲は市町村に限ることの制限付
2月14日 △第二回全国婦選大会、十四日赤坂三会堂に開会。会衆千五百名
2月 △東京工業大学女子入学を許可
2月 △紀元節を梅の節句とし建国祭を行ふ
2月 △右[年齢二十五歳、妻にして名誉職に当選したる者が之に応ぜんとする時は夫の許可を要すること、公民権の範囲は市町村に限ること]の制限婦人公民案に対し、婦選団体は一斉に反対を叫び婦人同志会は二日「制限案絶対反対、男女平等公民権要求」の声明書を発表し、婦選獲得同盟、婦人参政同盟では四日内相を訪問し、道府県をも含ませること、年齢を二十歳とすること、夫の同意云々を削除することの三要求を陳情、不休の運動を続く
2月 △議会の乱闘事件に各婦人団体に議会浄化を叫ぶ声高し
2月 △文部省肝いりの大日本聯合婦人会に対し、全関西婦人聯合会は加盟反対を声明
2月 △警視庁、新設さるべき家出人保護収容係として婦人巡査採用の方針決定、但実現期は予測しがたし
2月 △昨年十月より盟休中の東京女子歯科医専校紛擾、四ケ月振りで解決
2月 △改正民法中親族篇、相続篇、原案脱稿。妻の財産権、内縁関係の是認、私生児名称廃止、長子以外の子及び妻の相続権等婦人の権利伸長多し
2月 △東京府聯合女子青年団大会
2月 △新に御誕生あらせらるべき新皇子乳人として森岡節子、北野貞の二夫人任命さる
2月 △廃娼案下院上程、委員会附託
2月 △婦人結社権下院上程
2月 △社民婦人同盟、労働婦人聯盟と合同
3月1日 △一日社民婦人同盟、母子扶助デー挙行
PAGE TOP