※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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明治29年(1896) | - | 【渋沢栄一】日本精糖株式会社創立・取締役。東京興信所創立、評議員。東京銀行集会所会長。東京印刷株式会社設立・相談役。東洋汽船株式会社創業、監査役。東京建物株式会社創立発起人。第一国立銀行が営業満期により株式会社第一銀行となる。引続き頭取。汽車製造合資会社設立・創立委員(後に監査役)。北越石油株式会社創業・相談役。日本勧業銀行設立委員。〔56歳〕【渋沢敬三】父・渋沢篤二、母・敦子の長男として都内深川に生まる。 | 渋沢関係略年譜 |
1月23日 | 資本金増額につき定款第四条変更の件、京都区裁判所において登記を了る。 | ||
3月10日 | 本日より十五日まで六日間、新株九千株に対する各株主引受証拠金の払込を為す。 | ||
4月5日 | 本日より十日まで六日間、新株式第一回払込壱株に付拾弐円五拾銭を徴収す。 | ||
5月5日 | 当会社創立十年に相当するを以て、当地高官、名誉職員、各株主、各得意先、取引先を招待し、京都市議事堂において祝典を挙行し、終つて鴨東祇園館において夜会を開催す。 | ||
5月20日 | 新株式額面四分の一払込を了したるにつき、京都区裁判所において登記を受く。 | ||
5月20日 | 五二会全国品評会へ出品の絹綿繻子に対し、有功章金牌を受領す。 | ||
5月22日 | 定款第四条の変更京都区裁判所において登記済の旨並に定款中改正追加の件農商務大臣へ届出 | ||
6月16日 | 新株仮株式券状を各株主に交附す。 | ||
6月30日 | 寄宿舎二棟建築落成す。 | ||
7月14日 | 京都市河原通四条上ル共楽館において第十七回通常株主総会を開き、業務及諸勘定の件を報告、利益金配当の件を決議す。 | ||
11月21日 | 北米合衆国コロンブス世界博覧会へ出品の織物に対し賞状及賞牌を受領。 | ||
12月28日 | 汽織機増設工事機械据付悉皆落成す。新据付汽織機九拾七台、附属架経台繰糸台八台。 | ||
- | 期末現在取締役五人、監査役二人、社員以下三十八人、男工百八十九人、女工五百十三人。 | ||
- | 期末現在取締役五人、監査役三人、社員以下二十九人、男工二百五人、女工六百人。 | ||
明治30年(1897) | - | 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 | 渋沢関係略年譜 |
1月14日 | 京都市河原町四条上ル共楽館において第十八回通常株主総会を開き、業務及諸勘定を報告、利益金分配案を決議、次で監査役内貴甚三郎、渡辺伊之助両氏満期改選のところ何れも再選重任、引続き臨時株主総会を開き、定款附則第一条新株第二回以後の払込期限変更の件を決議す。 | ||
1月25日 | 社員舟阪八郎氏を織染再整技術研究の為め仏国へ出張せしむ。 | ||
2月9日 | 榎本農商務大臣、野村逓信大臣工場を巡視せらる。 | ||
4月17日 | 織物工場増設の件京都府知事の許可を得たり。 | ||
5月16日 | 農商務省武富商工局長、京都府山田書記官等工場を巡視せらる。 | ||
5月17日 | 職工寄宿舎二棟新築落成。 |