王子製紙(株)『王子製紙山林事業史』(1976.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治28年(1895) - 【渋沢栄一】東京統計協会終身会員。北越鉄道株式会社創業総会・監査役(後に相談役)。〔55歳〕 渋沢関係略年譜
4月 取締役会、新工場建設のため山林調査実施を決定、谷専務・上村支配人が和歌山・静岡・高知県を調査 王子製紙山林事業関係
12月 黒田忠一等から、信州下伊那郡和田村の和田村外五カ村共有の遠山山林を一〇万九、〇〇〇円で購入 王子製紙山林事業関係
明治29年(1896) - 【渋沢栄一】日本精糖株式会社創立・取締役。東京興信所創立、評議員。東京銀行集会所会長。東京印刷株式会社設立・相談役。東洋汽船株式会社創業、監査役。東京建物株式会社創立発起人。第一国立銀行が営業満期により株式会社第一銀行となる。引続き頭取。汽車製造合資会社設立・創立委員(後に監査役)。北越石油株式会社創業・相談役。日本勧業銀行設立委員。〔56歳〕【渋沢敬三】父・渋沢篤二、母・敦子の長男として都内深川に生まる。 渋沢関係略年譜
1月 富士製紙、一五〇万円に増資し、静岡県富士郡大宮町付近に第二・第三工場建設を決定 一般および製紙事業関係
2月 王子製紙、一一〇万円に増資 一般および製紙事業関係
3月 藤山雷太、王子製紙に専務取締役として入社 一般および製紙事業関係
4月 拓殖務省設置 一般および製紙事業関係
4月 河川法公布 一般および製紙事業関係
7月 王子製紙、静岡県磐田郡佐久間村中部に新工場建設決定、建設に着手、支配人上村欣一郎、気田工場支配人を兼務 一般および製紙事業関係
- この年、王子製紙大川・藤山、新工場建設のため遠州出張 一般および製紙事業関係
- この年、大川支配人、富士川上流及び熊野川上流の山林を視察 王子製紙山林事業関係
- 沢田俊三の斡旋で遠山川流域本願寺伐採跡地を調査し、購入 王子製紙山林事業関係
- 中部工場の山林事業を遠山川流域満島事業地で開始、本格化は明治三三年ごろから 王子製紙山林事業関係
明治30年(1897) - 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 渋沢関係略年譜
1月 富士製紙、商務掛を山林課と改称し、副支配人を主任とする 一般および製紙事業関係
1月 富士製紙、神奈川県丹沢御料林立木長期払下予約締結 一般および製紙事業関係
3月 北海道国有未開地処分法公布、最初一〇年間貸付し、その間開墾した者に無償払下 一般および製紙事業関係
3月 関税定率法公布 一般および製紙事業関係
4月 森林法公布(明治三一年一月施行) 一般および製紙事業関係
6月 阿部製紙所全焼 一般および製紙事業関係
6月 西成製紙合資会社創立 一般および製紙事業関係
7月 中部分社、天竜川増水により筏三四枚流失、 王子製紙山林事業関係
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