王子製紙(株)『王子製紙山林事業史』(1976.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治19年(1886) - 【渋沢栄一】「竜門社」創立。東京電灯会社開業(後に委員)。〔46歳〕【竜門社】竜門社が東京・深川福住町の青淵先生邸内に創立する。機関誌『竜門雑誌』創刊号を刊行。 渋沢関係略年譜
10月 製紙会社、王子工場でケルネル式硫化法により初めて木材を原料とする洋紙を試験抄造 一般および製紙事業関係
明治20年(1887) - 【渋沢栄一】東京製綱会社発起委員(後に取締役会長)。東京人造肥料会社創立委員(後に取締役会長)。京都織物会社創立、相談役。日本煉瓦製造会社創立・理事(後に日本煉瓦製造株式会社取締役会長)。東京ホテル創立・理事長(後に帝国ホテル株式会社取締役会長)。北海道製麻会社・相談役。〔47歳〕 渋沢関係略年譜
1月 東京洋紙商組合設立 一般および製紙事業関係
3月 製紙会社、本格的に木材パルプ工場建設のため資本金を五〇万円に増資 一般および製紙事業関係
4月 大川平三郎・中井三郎兵衛等、木曾・静岡・浜松 大阪などのパルプ工場建設候補地の山林調査実施 王子製紙山林事業関係
8月 製紙会社、静岡県周知郡気田村に新工場建設を決定 一般および製紙事業関係
8月 静岡県気田村付近の官林払下を静岡大林区署に出願 王子製紙山林事業関係
9月 製紙会社、大川平三郎を機械購入に欧米派遣 一般および製紙事業関係
11月 富士製紙会社創立、資本金二五万円 一般および製紙事業関係
12月 四日市製紙会社創立、資本金一五万円 一般および製紙事業関係
12月 田中栄八郎、立木払下予定地の静岡大林区署管内初沢官林の立木調査実施 王子製紙山林事業関係
明治21年(1888) - 【渋沢栄一】札幌麦酒会社創立・発起人総代(後に札幌麦酒株式会社取締役会長)。品川硝子会社設立、相談役。東京女学館開校・会計監督(後に館長)。兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)の新邸に転居。〔48歳〕【竜門社】出版条例の改正により『竜門雑誌』1号を改めて発行する。第1回秋季総集会を曖依村荘にて開催する。 渋沢関係略年譜
3月 富士製紙会社、工場を静岡県鷹岡村入山瀬に建設(第一工場) 一般および製紙事業関係
6月 東京板紙会社千住工場開業 一般および製紙事業関係
9月 製紙会社、気田工場建設着手、王子製紙の山林事業開始 一般および製紙事業関係
9月 気田工場の原木集荷のため山方事務所を数カ所設置 王子製紙山林事業関係
9月 気田官林(明治二二年一〇月御料林に編入)立木払下予約締結 王子製紙山林事業関係
- この年、富士製紙、富士山麓官林立木の払下げを受け伐出事業開始 一般および製紙事業関係
- 北海道庁、官林木特売規則・官林雑産物特売規則・官林産物公売規則制定 一般および製紙事業関係
- この年、気田工場建設中、工場周辺の民有林初沢・日陰山等一三カ山を購入 王子製紙山林事業関係
- 気田工場原料材を初沢官林及び初沢山林・神沢山林から木曾式運材法で伐出開始 王子製紙山林事業関係
明治22年(1889) - 【渋沢栄一】石川島造船所創立・委員(後に株式会社東京石川島造船所取締役会長)。門司築港会社創立・相談役。田川採炭株式会社創立・相談役。三重紡績株式会社相談役。北海道炭礦鉄道会社常議員〔49歳〕 渋沢関係略年譜
1月 富士製紙真島襄一郎、パルプ研究のため欧州出張 一般および製紙事業関係
PAGE TOP