※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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明治2年(1869) | - | 【渋沢栄一】駿府藩(後に静岡藩)に「商法会所」設立。上京。明治政府に仕え、民部省租税正となる。民部省改正掛掛長を兼ねる。湯島天神中坂下(現在の東京都文京区湯島)に居を構える。〔29歳〕 | 渋沢関係略年譜 |
11月 | スエズ運河開通 | 世界 | |
12月 | 弥太郎、高知藩権少惨事に昇進 | 高知 | |
明治3年(1870) | - | 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 | 渋沢関係略年譜 |
1月 | 政府、幕府から接収した汽船で東京―大阪間の貨客運輸のための半官半民の廻漕会社を設立 | 日本 | |
6月 | 政府、廻漕会社に各地の貢租米の輸送を命ず | 日本 | |
7月 | 政府、普仏戦争に対し局外中立を宣言す | 日本 | |
7月 | 普仏戦争始まる | 世界 | |
9月 | 仏、共和国を宣言 | 世界 | |
10月 | 弥太郎、高知藩少参事に昇進 間もなく上席の真辺栄三郎解任され大阪藩邸の最上席者となる(閏10月) | 高知 | |
10月 | 伊、統一完了 | 世界 | |
11月 | 御手洗商法の禁止令と藩の谷干城の緊縮政策で大阪商会は9月限り藩会計より分離、閏10月18日、九十九商会の名称で営業の官許を得、藩より貸与された紅葉賀・夕顔・鶴の3隻と新たに購入したオリッサ号(快順丸)を以て、東京―大阪―高知間航路を開き飛脚船を開業 この時船旗として三角菱を採用、代表者は土居市太郎と中川亀之助、弥太郎は藩の役人として監督の任に当たる | 高知 | |
11月 | 九十九商会(本店は大阪) 東京(南茅場町)に支店を設置 | 高知 | |
明治4年(1871) | - | 【渋沢栄一】大蔵省紙幣頭となる。神田小川町裏神保小路(現在の東京都千代田区神田神保町)に転居。『立会略則』刊行。〔31歳〕 | 渋沢関係略年譜 |
1月 | 郵便法施行、先ず東京―大阪間で開始し、7月に全国に施行される | 日本 | |
1月 | ドイツ帝国成立 | 世界 | |
5月 | 九十九商会、オリッサ号売却見返りに紀州藩より紀伊炭山租借 廃藩置県により弥太郎藩職辞任と九十九商会閉鎖を申出るも(8月)旧藩首脳の説得により、将来は岩崎の個人企業とする内諾を得て、同商会の存続と経営引受に同意す(9月) | 高知 | |
5月 | 新貨条例を定める(十進法による円・銭・厘単位で、旧両は1円、日本最初の金本位制) | 日本 | |
6月 | 米艦隊、朝鮮の開国を求め江華島に襲来 | 世界 | |
7月 | 廃藩置県の詔書発布 | 日本 | |
7月 | 日清修好条約を調印 | 日本 | |
8月 | 各地で農民一揆起こる(~12月) | 日本 | |
11月 | 琉球難民、台湾で殺害される | 世界 |