日本銀行『日本銀行八十年史』(1962.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治29年(1896) - 【渋沢栄一】日本精糖株式会社創立・取締役。東京興信所創立、評議員。東京銀行集会所会長。東京印刷株式会社設立・相談役。東洋汽船株式会社創業、監査役。東京建物株式会社創立発起人。第一国立銀行が営業満期により株式会社第一銀行となる。引続き頭取。汽車製造合資会社設立・創立委員(後に監査役)。北越石油株式会社創業・相談役。日本勧業銀行設立委員。〔56歳〕【渋沢敬三】父・渋沢篤二、母・敦子の長男として都内深川に生まる。 渋沢関係略年譜
3月9日 国立銀行紙幣の通用期限を32年12月9日限りとし、引換期間をその翌日から満5か年と定める旨法律公布。//営業満期国立銀行処分法公布。 事項
3月16日 清国からの賠償金取扱に関し横浜正金銀行ロンドン支店を日本銀行代理店に定め、政府寄託金の出納保管事務を取扱わせる。 事項
3月23日 国立銀行営業満期前特別処分法公布。 事項
5月16日 償金特別会計法の規定によりいわゆる預合勘定を開き在外正貨を正貨準備に繰入れる。 事項
9月7日 公定歩合引上。(当所割引歩合1厘引上、2銭) 事項
11月7日 川田総裁病没。 事項
11月11日 第4代総裁に岩崎弥之助就任。 事項
11月11日 (第4代)岩崎弥之助 日本銀行総裁
- 松方正義(第2次松方正義内閣) 大蔵大臣
明治30年(1897) - 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 渋沢関係略年譜
3月1日 名古屋支店開設。 事項
3月29日 貨幣法公布。(10月1日実施)//兌換銀行券条例中改正法律公布。(10月1日施行、銀貨兌換を金貨兌換に改める。) 事項
6月14日 公定歩合引上。(ただし割引歩合は据置)//個人取引を開始し、これに伴い貸付利率および割引歩合を個人と銀行とに区別する。//従来の担保品付手形割引を廃止し、見返品付手形割引を開始。 事項
8月11日 公定歩合引上。(当所割引歩合1厘引上、2銭1厘)//制限外発行税率年6分に決定。 事項
10月1日 貨幣法実施により金本位制度採用。 事項
10月23日 公定歩合引上。(当所割引歩合1厘引上、2銭2厘) 事項
11月1日 制限外発行税率年7分に決定。 事項
- 井上馨(第3次伊藤博文内閣) 大蔵大臣
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
2月9日 公定歩合引上。(当所割引歩合1厘引上、2銭3厘) 事項
2月21日 未払込資本金1株につき50円払込完了。(払込資本金3,000万円となり全額払込済) 事項
3月14日 公定歩合引上。(当所割引歩合1厘引上、2銭4厘) 事項
PAGE TOP