日本銀行『日本銀行八十年史』(1962.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
6月11日 政府紙幣は32年末をもって通用を廃止すべき旨法律公布。 事項
6月 財界救済措置の一つとして政府の委託により償金の一部をもって公債の買入を行なう。(約3,870万円の公債買取、日本銀行による市場操作の始まり) 事項
10月8日 公定歩合引下。(当所割引歩合2厘引下、2銭2厘) 事項
10月20日 岩崎総裁辞任。//第5代総裁に山本達雄就任。//制限外発行税率年5分に決定。 事項
10月20日 (第5代)山本達雄 日本銀行総裁
12月7日 公定歩合引下。(当所割引歩合2厘引下、2銭) 事項
- 松田正久(第1次大隈重信内閣) 大蔵大臣
- 松方正義(第2次山県有朋内閣) 大蔵大臣
明治32年(1899) - 【渋沢栄一】衆議院議員選挙法改正規制同盟会会長。福田会名誉顧問。大蔵省より株式会社北海道拓殖銀行設立委員に任命。京仁鉄道合資会社設立、取締役社長。銀行倶楽部委員。飛鳥山邸(曖依村荘)に茶室・無心庵竣工。 〔59歳〕 渋沢関係略年譜
2月10日 公定歩合引下。(当所割引歩合1厘引下、1銭9厘) 事項
2月 国立銀行は当月までに私立銀行となって営業を継続するもののほかは鎖店もしくは営業満期によりすべて消滅。 事項
3月10日 兌換銀行券条例中改正法律公布。(保証発行限度額を1億2,000万円に拡張)//兌換銀行券発行税納付に関する法律公布。(保証発行限度内の発行に対し年1分2厘5毛の発行税を課する旨定められる。) 事項
3月11日 公定歩合引下。(当所割引歩合1厘引下、1銭8厘) 事項
4月12日 公定歩合引下。(当所割引歩合1厘引下、1銭7厘) 事項
6月9日 従来見返品の担保価格は一率に時価の6掛であったのを、8掛以内において割引依頼者の信用、会社営業情況によりその都度定めることに変更。 事項
6月 横浜正金銀行に対し清国貿易金融資金として金貨1,000万円の「支那為替預ケ金」を預入。 事項
6月 第一銀行に対し韓国における地金銀購入資金として20万円(年利2分)を預入。(後に貸付金に改めたが、以後同趣旨の貸付を数行に実施) 事項
7月15日 福島出張所開設。(後に福島支店) 事項
7月28日 公定歩合引下。(当所割引歩合1厘引下、1銭6厘) 事項
7月 横浜正金銀行に対しロンドン為替資金として970万円を年2分で預入。(ロンドン為替預け金と称する。) 事項
11月10日 公定歩合引上。(当所割引歩合1厘引上、1銭7厘) 事項
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