清水建設兼喜会『清水建設兼喜会五十年』(1969.02)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治19年(1886) - 【渋沢栄一】「竜門社」創立。東京電灯会社開業(後に委員)。〔46歳〕【竜門社】竜門社が東京・深川福住町の青淵先生邸内に創立する。機関誌『竜門雑誌』創刊号を刊行。 渋沢関係略年譜
1月 東京建築会社創立。 業界関連・一般
4月 東京壁職業組合工事種別左官職工事業格等級制定。 業界関連・一般
4月 造家学会(のちの建築学会)発会。 業界関連・一般
5月 本石町店において、造家学会第1回総会を開催。 本社関連
7月 坂本復経入店、技師長に就任。//明治14年、東京帝国大学造家学科卒。民間の一建築業者が工学士を傭用することは、当時においては稀有のことであつた。入店時32才、工部省技手・内務省技官を歴任。 本社関連
8月 三代主、坂本技師長を伴い欧米視察。 本社関連
12月 *日本橋兜町渋沢栄一邸に手動式モルタルミルを初めて使用。 施工関係・技術・備考 *は総体的な備考
12月 藤田組・大倉組、佐世保鎮守府敷地土木工事を共同施工。 業界関連・一般
- 横浜県定式請負人を拝命。 本社関連
- 豊川稲荷(東京赤坂)施工。 施工関係・技術・備考 *は総体的な備考
- 神奈川県知事官舎竣工。 施工関係・技術・備考 *は総体的な備考
- *この頃、店員に弁当料1カ月1円50銭支給。//明治17年以前においては、店員・職方とも店賄制(★15頁参照)により食事が給与されていたが、食事料として支給することに改められたもの。 施工関係・技術・備考 *は総体的な備考
- *帝国大学令公布。東京大学を帝国大学と改称、工科大学設立(3月)。日本標準時を制定(7月)。登記法・公証人規則制定(8月)。 業界関連・一般
明治20年(1887) - 【渋沢栄一】東京製綱会社発起委員(後に取締役会長)。東京人造肥料会社創立委員(後に取締役会長)。京都織物会社創立、相談役。日本煉瓦製造会社創立・理事(後に日本煉瓦製造株式会社取締役会長)。東京ホテル創立・理事長(後に帝国ホテル株式会社取締役会長)。北海道製麻会社・相談役。〔47歳〕 渋沢関係略年譜
3月 日本土木会社創立。 業界関連・一般
4月 三代主ら帰朝。 本社関連
4月 三代清水満之助死去(4月)、長男喜三郎相続し四代満之助を襲名(5月)。 本社関連
7月 英吉利法律学校(のちの中央大学)着工。//日本最初の工事請負契約(約定)書を使用。これまでわが国では請負建築に関して確たる約定の習慣なく、往々にして委托人と請負人との間に紛議を生ずることも少なくなかつた。幸いこの工事に際し、完全な契約書を作成して範を示そうと図り、英国における建築約定書を参考に詳細綿密な約定を取結ぶこととなつた。 施工関係・技術・備考 *は総体的な備考
9月 横浜市に近代式上水道完成。 業界関連・一般
10月 東京壁職業組合、壁標準仕様及び価格並びに左官職付属業格を決議。 業界関連・一般
12月 店員心得諭示。 本社関連
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