収録社史一覧

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会社名 業種 社史タイトル(出版年) 会社沿革と社史メモ
森永製菓(株) 食品 『森永五十五年史』(1954.12) 佐賀出身の森永太一郎(もりなが・たいちろう、1865-1937)は米国で西洋菓子製法を学び、1899年(明32)東京に森永西洋菓子製造所を設立。1905年(明38)には貿易商松崎半三郎(まつざき・はんざぶろう、1874-1961)が入店し支配人となる。1910年(明43)会社組織の森永商店設立、1912年(大1)森永製菓と改称。創業時から製造しバラ売りしていたキャラメルは、改良を重ね一粒ずつ包装し携帯に至便かつ外箱を紙にすることで安価になり、菓子店のドル箱となった。1942年(昭17)戦時の企業統合により森永乳業、森永食品工業、東海製菓、森永関西牛乳を合併、翌年森永食糧工業と改称するが、戦後1949年(昭24)商事部門、乳業部門を分離し、森永製菓に社名復帰した。55年史では第1部が森永太一郎と松崎半三郎の回顧録、第2部が創業からの写真録で商品や広告等を紹介、第3部は資料。
森永製菓(株) 食品 『森永製菓一〇〇年史 : はばたくエンゼル、一世紀』(2000.08)
森永乳業(株) 食品 『森永乳業五十年史』(1967.09) 森永製菓(株)は主要商品森永ミルクキャラメルの原料である練乳を自社製造するため、愛国煉乳を買収し1917年(大6)日本煉乳を創立。1920年(大9)森永製菓に合併しその畜産部となるが、1927年(昭2)には分離し森永煉乳を設立。1941年(昭16)に森永乳業と改称するが、翌年再び森永製菓に合併。森永製菓は1943年(昭18)森永食糧工業と改称、1949年(昭24)同社の乳業部が分離独立して現在の森永乳業が設立された。日本煉乳創立からの50年史は社長自ら執筆の創業篇に始まり、パイオニア篇、販売篇、酪農篇、幾山河(回想記、MF事件被災児法要含む)、現況、年表という構成。本文中に多くの図表を取り入れ、ジャーナリストの編集により10ヶ月で完成した。
森村商事(株) 商社 『森村百年史』(1986.10) 江戸京橋の商家に生まれた森村市左衛門(六代)(もりむら・いちざえもん、1839-1919)と弟の森村豊(もりむら・とよ、1854-1899)は輸出貿易を志し、1876年(明9)東京銀座四丁目に匿名組合森村組を設立。第一次世界大戦下の好況期、1904年(明37)日本陶器合名会社(現・ノリタケカンパニーリミテド)、1917年(大6)東洋陶器(現・TOTO)、1919年(大8)日本碍子(現・日本ガイシ)を設立し、セラミック分野に一王国を築く。1946年(昭21)社名を森村商事に改称し敗戦後の再建に着手、窯業関連品・香料・インキ等の輸入業務に進出する。また1910年(明43)に市左衛門が自邸に幼稚園と小学校を設立、今日の森村学園の礎となる。「編集後記」には百年史編纂に使用した『森村翁言行録]』などの参考文献・資料とそれらの所在、さらに証言を得た関係者などについて詳述されている。
(株)八木商店 繊維 『創業80年史』(1972.10)
(株)安川電機製作所 電気機器 『安川電機40年史 : 1915-1955』(1956.04)
安田火災海上保険(株) 保険 『80年史 : 安田火災海上保険株式会社』(1968.11) 明治初期に国営の火災保険事業が計画されたが実現せず、その計画書類を後に発見した柳川清助と鵜殿長らが1888年民営初の東京火災保険会社を設立。1893年武井守正と安田善次郎が帝国海上保険(株)を設立。両者は1944年政府の勧奨により、第一機缶保険(株)と共に合併し、安田火災海上保険(株)発足。80年史は東京火災・帝国海上それぞれの編年史に加え、次々合併した東洋火災・太平火災・第一火災・第一機缶各社の略史も掲載。最後に合併後の安田火災海上保険の編年史を載せている。
安田火災海上保険(株) 保険 『挑戦と躍進 : 安田火災百年小史』(1988.10) 『安田火災百年史 : 明治21年~昭和63年』(1990.10)(社史ID:11060)の普及版として刊行、執筆は外部研究者。内容の構成は80年史と同様。1976年に本店ビル内に設置した東郷青児美術館で所蔵する、ゴッホ「ひまわり」を社史巻頭に掲載。[2002年日産火災海上保険(株)と合併し、(株)損保ジャパンとなる]
安田火災海上保険(株) 保険 『The Yasuda Fire and Marine Insurance, 1888-1988 : a century of achievement』(1988) 『安田火災百年史 : 明治21年~昭和63年』(1990.10)(社史ID:11060)に先立ち刊行された、英語版100年史。
安田火災海上保険(株) 保険 『安田火災百年史 : 明治21年~昭和63年』(1990.10)
(株)安田銀行 銀行 『安田銀行六十年誌』(1940.09) 安田善次郎は両替商から始まり実質的に銀行であった安田商店を改組し、1880年東京日本橋に合本安田銀行を設立。紀元二千六百年に出された60年史は、設立以前の安田商店時代から、合本組織、合資会社、合名会社、株式会社の時代ごとに編年体で記述。1923年に11行が合同した経緯と各行の略史も記載。[1948年富士銀行と改称]
安田信託銀行(株) 銀行 『安田信託銀行四十年史』(1965.12) 1900年以降わが国民間信託会社が続々と設立され、1923年信託法と信託業法が施行。日本興業銀行総裁を務めた志立鉄次郎は安田銀行副頭取結城豊太郎の協力を得て信託会社設立を計画。全国から発起人を募り1925年大阪に共済信託(株)設立、社長は2代安田善次郎。1926年安田信託(株)と改称、1933年東京へ本店を移す。戦後信託銀行に転換し、1948年中央信託銀行(株)誕生、1952年安田信託銀行(株)となる。第1部では40年の歩みを編年体で記述、第2部は現況、資料等。900頁の大部ながら目次は20行と簡略。
安田信託銀行(株) 銀行 『安田信託銀行五十年史』(1976.09) 前半は40年史の内容を半分ほどにまとめているが、初代安田善次郎が1899年渋沢栄一の欧米視察の話により信託業務に関心を抱いた挿話は記載されている。後半は最近10年間の経済変動化での業務について詳述。
安田信託銀行(株) 銀行 『安田信託銀行六〇年のあゆみ』(1986.03) 前編として創立から50年までの歩みに触れた後、最近10年の出来事を中心に新商品の開発とサービス向上の側面に焦点をあてて編集。ハンディな体裁。[2002年みずほアセット信託銀行、2003年みずほ信託銀行となる]
安田生命保険(相) 保険 『八十年史』(1961.12)
安田生命保険(相) 保険 『安田生命百年史』(1980.12) 安田善次郎は我が国初の生命保険会社として1880年東京に共済五百名社を設立。1928年に安田生命保険(株)となり、戦後一時光生命保険(相)と称したが、1952年安田生命保険(相)に復帰。百年史は巻頭に研究者による論文「共済五百名社の歴史的意義」を掲げ、序章で安田善次郎の人と事業観に触れる。戦後史は長期計画期ごとの時代区分で経営史を述べ、更に付篇として10分野ごとの経営政策の軌跡を記す。
安田生命保険(相) 保険 『安田生命123年史』(2003.09) 創始者安田善次郎は生命保険業を営利事業でなく社会事業とみなし、一貫して「相互扶助」の原点にこだわる。また財閥の安定株主として常に競争より安全な経営を指向。2004年明治生命と合併。
安田生命保険(相) 保険 『45000日の「今日一日」 : 安田生命の123年』(2003.09) 『安田生命123年史』の姉妹編で、執筆を社外に依頼し読みやすくコンパクトにまとめたもの。本文の間に年代ごとのエピソードをまとめたコラムと、写真集をはさんだ構成。2004年明治生命と合併し、明治安田生命保険(相)となった経緯にも触れている。
安田保善社 商社 『安田保善社とその関係事業史』(1974.06) 1838年富山の下級士族の家に生まれた初代安田善次郎は、商人として身を立てるため江戸へ出、1864年両替商安田屋を開業。1880年に安田銀行を設立、また生命保険事業を行う共済五百社を結成。1887年には資産を維持し一族の繁栄に資するため私盟組織保善社が発足。1912年合名会社保善社設立、1925年に合名会社安田保善社と改称。以後戦後の財閥解体により解散までの事業史を編年体で記述した社史は、1960年から13年かけて関係者により編纂される。1988年には別冊で詳細な人名・企業名索引が出版されている。
安田保善社 商社 『安田保善社とその関係事業史. 人名索引,企業・団体名索引』(1988.12) 『安田保善社とその関係事業史』(社史ID:08020)の索引
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